財布の素材について調べる

今回の結論?!

• 外側：ウルトラスエード or メロン革
• 内側：タイベック

を使った財布が欲しい。なければ作るっ

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ことのは

自分が普段使っている財布は革だけでできているが、市販されているものを見ると様々な素材を組み合わせていることに気が付く。複雑な財布を革だけで作ろうとすると分厚くなってしまうので、素材を組み合わせたり、部分的に薄く削ったり、工夫がされている。

楽天で調べてみる

楽天で財布を検索すると、素材で絞り込みできるようになっている。

「本革」「合皮・フェイクレザー」「ポリエステル」「帆布・キャンパス」「ナイロン」「綿・コットン」「アクリル」「エナメル」「キャメル」「レーヨン」「シルク」「キルト」「デニム」「麻・リネン」「パイル・タオル」「ジャガード」「ビーズ」「西陣織」「ファー」「不織布」

長く使いたいので、丈夫な生地がよいと思う。だからみんな革を使うんだ、と思っていたら、丈夫なのは革よりもナイロンのようです。丈夫さをどう定義するかにもよるが。

ナイロンは安っぽいイメージがある。確かに安いものもあるが、高級ブランドの財布に使われているナイロンは高そうだ。「リモンタナイロン」というやつ？？

職人の仕事を見てみる

ちょうど今、図書館で一流の職人の財布づくりが学べる本を借りている。

本格革財布の仕立て方 一流サンプル職人が教える (Professional Series)

サンプル職人とは、デザイン案をもとに、大量生産向けの初めのサンプルを設計する職人とのこと。本の中身も本格的で、素人が簡単にまねできるようなものではない。

この本にも材料が紹介されている。読者向けに手に入りやすい市販されているものが選ばれている。（詳細は本を読んでくださいね）

革：「トスカーナ」「ルガトショルダー」「エルバマット」「シェルコードバン」「スタートII」

裏地：「コットンバーバリー」「シャンタン」「袋用裏地」

芯材：「ボンテックス」「テキソン」「ダブラー」「チケン紙」

ナイロンは薄くて丈夫？

革より丈夫なナイロンに興味をもちだした。

しかし、よく考えてみると、ナイロンは織物なので切っただけでは端がほつれてしまう。端をうまく処理するしかないが、折り曲げて縫えば、今度は厚くなってしまう。

やはり革の方がよいんだろうか。いや、不織布を追求したい。最強の不織布はなんだろう。

探してみると、最強かどうかはわからないが、面白い生地を見つけた。

「タイベック」

透湿防水シートとして壁材に使ったり、防護服に使ったりする素材のよう。

触り心地は紙そのものなのに、簡単には破れたりしないとのこと。

タイベックを使った財布も見つけた。

[マイティーウォレット] Mighty Wallet グレーカモフラージュ DM/MW-CM3

紙のように薄くて軽い。

タイベック®製 シート カラー 高密度 ポリエチレン 不織布 生地 Tyvek® ハード 約50×53cm カットクロス セット 8枚

実物が見てみたい。

人工皮革を調べる

革は動物からはぎとられたもの。あまりよい心地はしない。人工的に作られた革素材を調べてみよう。

合成皮革の中でも、人工皮革と呼ばれるものがある。不織布を使ってより天然皮革に近い構造を実現した生地のよう。

どんなところに使われているのかというと、ソファやランドセル。

天然よりフェイクの方が早く痛むとよく聞きますが、ランドセルはちゃんと６年もつ。

最高級の人工皮革は性能も高いようだ。

「クラリーノ」と「ウルトラスエード」が気になりました。

東レ Ultrasuede ウルトラスエード DP 生地 115cm×1mカット 500Z VC2 Camel

※難あり※クラレ クラリーノ 人工皮革 スエード調生地【白 やや薄手】135×44cm（アウトレット）

変わり種

ハンズで革を見ていたら、面白い皮革を見つけてしまった。

「メロン革」

マスクメロンのような表面加工がされた革素材である。